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【IT】ゲームは私の負けです。遠隔操作の真犯人がメール [話題のニュース]



PC遠隔操作事件で、「真犯人」を名乗る人物からのメールが昨夜、ITmedia Newsと契約しているライターさんや一部報道機関などに届いたそうです。
メールには
「ミスしました。ゲームは私の負けのようです」
などと書かれていたと言います。

メールは13日午後11時55分ごろ、タイトルには「真犯人です。」とあり、“犯行声明”が送られていた落合洋司弁護士や、質問メールを送った朝日新聞など7つの宛名と、5行の本文の後に、報道機関が送った質問の内容が引用記号付きで貼り付けられているものだそうです。
また写真1枚が添付されていて、発信元アドレスが犯行声明の送信に使われたのと同じものだったそうです。

メール本文には
「おひさしぶりです。真犯人です。」
「ミスしました。ゲームは私の負けのようです。」
「楽しいゲームでした。」
などと記されていると言います。

写真には神奈川新聞が写っており、11月13日付け朝刊とみられ、EXIF情報には、写真がiPhoneで13日午後11時12分に撮影されたことを示していたそうです。
神奈川県内を示す位置情報も記録されており、本文の内容と合わせると、あえて位置を明らかにしたと考えられます。

そもそも今回のこの事件はパソコンに極端にたけている人でなくてもできると言います。
今回のウイルスは、専門学校で教えられる程度のプログラミング技術で簡単にできてしまうようです。

遠隔操作の指令に犯人が利用したのは、世界中のサーバーを無作為に経由し通信記録を暗号化する匿名化技術「Tor(トーア)」と呼ばれるもの。
情報セキュリティー各社の担当者は「Torが使われれば、発信元にたどり着くのはほぼ不可能」と口をそろえていうそうです。

Torは、もともとは米海軍が研究を行なったものだそうです。
それがオープンソースソフトウェアとして引き継がれました。

通常、Webサイトへのアクセスやメールの送信(メールサーバーへのメール転送)を行なうと、サーバー側にアクセス元のIPアドレスが残ります。
このIPアドレスを日時と併せて確認すると、だれがアクセスをしたのか特定できるのですが、このTorは、このアクセスの際に残るIPアドレスから、ユーザーの特定を不可能にするための技術だそうです。

Torはインターネットから無料でダウンロードでき、現在では利用も非常に容易になっています。
Torによる匿名性確保の代わりに、レスポンス速度が損なわれます。
しかし、それでも匿名性を守るために使うもののようですが、今回はこれを悪用されたとのことです。

良かれと思って開発したものでも、悪用されるのは悲しいことですね。

参考 : ITmediaおよびASCII.jp


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コメント 1

クベールタン女王様

本当に怖いなもし私の所にも怪しい怖いメールが来たらどうしよう
メール見れるところないからいいけど
by クベールタン女王様 (2012-11-16 20:48) 

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